前回の記事では「B判定以下が受かるのかどうか」についてご紹介しました
▽まだ読んでいない方はこちら

今回は受かるかどうかの重要な判断基準である、テストの点数について触れていきます!
センター試験平均点
今年のセンター試験の中間集計が発表されました
その対象人数は約26万人で、全受験者の4割越えに当たる人数です
それぞれの平均点を以下にまとめました
国語(200点) | |
国語 | 116.57 |
地理歴史(100点) | |
世界史A | 52.34 |
世界史B | 65.10 |
日本史A | 44.93 |
日本史B | 67.22 |
地理A | 57.45 |
地理B | 67.94 |
公民(100点) | |
現代社会 | 59.06 |
倫理 | 65.23 |
政治・経済 | 56.26 |
倫理、政治・経済 | 66.39 |
数学①(100点) | |
数学Ⅰ | 37.09 |
数学Ⅰ・数学A | 53.25 |
数学②(100点) | |
数学Ⅱ | 30.05 |
数学Ⅱ・数学B | 51.58 |
簿記・会計 | 51.01 |
情報関係基礎 | 70.42 |
理科①(50点) | |
物理基礎 | 34.32 |
化学基礎 | 28.99 |
生物基礎 | 32.65 |
地学基礎 | 28.06 |
理科②(100点) | |
物理 | 61.64 |
化学 | 56.23 |
生物 | 58.69 |
地学 | 40.34 |
外国語筆記(200点) | |
英語 | 118.90 |
ドイツ語 | 150.30 |
フランス語 | 140.42 |
中国語 | 168.95 |
韓国語 | 149.74 |
外国語リスニング(50点) | |
英語 | 29.32 |
この段階では、「地理歴史」の世界史Aが52.34と過去最高の点数でした
平均点の最終集計
平均点の最終集計は2月6日に発表されます!
その日程までは上記でご紹介した平均点となります
昨年度の平均点との差
今年の平均点と昨年度を比べると、去年に比べ5教科の平均は20点前後下がっているそうです
平均点が落ちた理由としては、やはり出題傾向が今までと変わっていたことが影響しているのではないかと思われます
「得点調整」とは
「得点調整」というのは、”選択科目間での違いによる不公正をなくす制度”のことを指します
Aの教科では平均点が100点満点中70点なのに、Bの教科の平均点は50点…なんてなったら、流石に不公平ですよね
こうした点数差をなくし、有利不利をなくすのが「得点調整」です
私大入試の場合
ちなみに私大入試の場合、大学によって
- 全科目調整
- 選択科目だけ調整
と違ったりするので、個人的な調整が気になる方は調べてみましょう!
「得点調整」対象の教科
実はすべてがすべて対象の教科というわけではありません
- 地理歴史(B科目のみ)
- 公民
- 理科②
これらの科目間の平均点差が”20点以上”の場合、「得点調整」が検討されます
センター試験には関係ありませんが、受験者が1万人未満の場合はこれらの対象にならないそうです
2020年センター試験の「得点調整」
今年のセンター試験での「得点調整」については、中間集計時点では”見通しがない”との発表でした
本日24日 17時頃に「得点調整」の有無について最終判断がされるので、発表が行われ次第こちらに記載いたします!
追記:「得点調整」について発表がされました!
結果は”「得点調整」はなし”とのことです
調整がない理由は以下の2点です
- 対象となる地理歴史B科目や公民3科目間での平均点の差は20点未満
- 地学と物理で20点以上の差がついたが、地学の受験者が1万人に満たなかった
2020年の得点調整は特に気にしなくていい
現時点ですでに「得点調整」の予定はないとされているため、これから自己採点の結果になんらかの影響があることは考えにくいです
現在の点数を受け止めて、今後どの部分に力を入れるべきなのか自分と向き合って行動していきましょう!


