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2019年ダブル台風は合体しない!『藤原の効果』と今後の予測

 

台風20号が予想以上の発達を続け、現在は台風20号と21号二つの台風が発生しています。そのうち台風20号は温帯低気圧に変わる予定ですが、秋雨前線と合体をすることで局地的大雨をもたらすおそれがあります

今回はそんな台風20号21号は今後どのように動くのか、またそれに伴いどの程度の被害が予測されるのか、について解説していきます

 

ダブル台風とは

その名の通り、台風が二つ発生している状況を指します

今回は台風20号と台風21号が発生したことにより、このように名前を付けられています


(参照:https://weathernews.jp/s/topics/201910/210205/)

この二つの台風は現在北上中、台風21号は21日(月)時点では、室戸岬の南を北北東に進んでいます

21日(月)夜から22日(火)は、西日本や東日本の太平洋側で雨の降るところが多くなるため、一時的な大雨に注意が必要です

 

台風は合体しない?

多くの方が今回気にしているのは台風が合体するのかどうか

台風が合体するのかどうか、の結論は”合体しない”です

台風は合体することはなく反発をするのですが、この反発のパターンをまとめた総称を「藤原の効果」といいます

 

『藤原の効果』とは

藤原の効果とは、台風が接近した場合に、それらが鑑賞して通常とは異なる進路をとる現象の事です

1921年に当時の中央気象台所長の藤原咲平さんが、このような相互作用の存在を提唱したことからこのように呼ばれています

この藤原の効果は6つのパターンに分けることが出来ます


(参照:https://www.google.com/url?sa=i&source=images&cd=&ved=2ahUKEwjgw7rt6a3lAhXac3AKHSKxCcoQjRx6BAgBEAQ&url=https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fwatch%3Fv%3DmOrBF4Y_xKM&psig=AOvVaw3kS2VeakTyTnEwkpUd1wGr&ust=1571763606218987)

6つのパターン

1.相寄り型

2つの台風の勢力が極端に異なる場合、弱い方の台風が強い方に巻き込まれて急速に衰えて1つになるパターン

2.指向型

一方の台風の循環流と指向流が重なって、もう一方の台風が流されるパターン

3.追従型

東西に並んだ2つの台風のうち、一方が先に進み、もう一方がその後を追うパターン

4.時間待ち型

東西に並んだ2つの台風のうち、東側の台風が発達しながら北西進し、北に行くのを待ってもう一方が北上するパターン

5.同行型

2つの台風が並列して進むパターン

6.離反型

東西に並んだ2つの台風のうち、東側の台風が加速しながら北東進し、もう一方が減速しながら西進するパターン

 

ダブル台風に対しては、これらのパターンに振り分けることが出来ます

私たちがこれらを見て台風がどのようなパターンで動くのかを予測することは難しいですが、基本的にはこの予想も含めたものが予報円に反映されるため、台風の動きを知りたい場合は進路図を見ていれば問題ないそうです

過去のダブル台風

ダブル台風は今回だけの現象ではなく、過去に何度か発生しています

ここからは、過去の台風の進路や被害状況について解説を行います

台風19号・20号(2018)

この台風は13人が負傷、床上・床下浸水・一部破損が12棟などの被害のほか、風力発電所の風車が根元から折れる被害や、屋根瓦が飛んだというニュースもありました

そのほか高波で海に流され、遺体で発見された方が4人います

交通状況には、特急列車が119本運休、空の便・国内線270便が欠航し、3万人に影響が出ました

台風7号・8号(1998)

この台風は、二日連続で近畿地方に北上しました

和歌山県古座川町で台風が通過するまでに557ミリの雨を観測。死者・行方不明者が19人負傷者609人とかなり大きな被害

予測される被害

今回の台風20号、21号ではどのような被害が予測されるのでしょうか?

実は、今回の台風は比較的離れているため「藤原の効果」が起こる可能性は低いとされています

今回の二つの台風は風よりも大雨の被害が予測されます

局地的な大雨が予測されており、かつ被災地でも雨が予測されているので、台風19号の被害状況がさらに悪化する可能性が十分に考えられます

22日中には温帯低気圧に変わる予定ですが、引き続き台風には警戒が必要となります

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