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年金手帳の電子化の理由はなぜ?廃止はいつ?【メリット・デメリット】

 

厚労省が10月29日、公的年金の加入者に交付される年金手帳を廃止する方向で検討しているとコメントしました

そこで今回は

  • 年金手帳の廃止はいつか
  • 廃止の理由はなにか
  • 電子化によるメリット・デメリット

についてご紹介します

 

年金手帳廃止はいつか

この発表が行われた10月29日段階では、具体的な日にち等発表は行われていません

30日の社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の部会に提案し、他の制度改正とともに関連法改正案を来年の通常国会に提出するそうです

すぐに電子化が行われるわけではないので、今すぐに手帳を用意しておくなどの準備が必要なわけではありません

 

電子化が行われる時期

今回の発表でいつ行われるかの発表がないため、「マイナンバー制度」が導入された時の期間を例に考えていきます

「マイナンバー制度」は2011年の2月から3月にかけて、制度の名前の募集を行いました

本格的に情報の連携が行われ始めたのが、2017年11月13日からなので、約7年ほど経ってから本格的に制度が導入されたといえます

 

年金手帳は就職の際や引っ越しの際に必要となる資料なので、これらを取り扱う会社はそれぞれの年金番号を管理する必要があります

そのために必要なシステムの更新などが考えられるため、マイナンバー制度の期間も加味して考えると、少なくとも電子化まで数年間はかかることが予測されます




年金手帳廃止の理由

今回年金手帳の廃止が発表された理由は2つあります

  1. 手帳の必要性が無くなった
  2. 発行費用を削減するため

 

1.手帳が不要に

最近は納付記録が電子システム化されたことにより、以前まで記入の必要だった年金手帳の必要性が無くなりました

この他にも行政の手続きにも提出が不要になり、年金手帳の使用機会は以前よりも限られたものになってきました

このため年金手帳をわざわざ発行するよりも電子化して管理しようという事で、今回の案が挙げられました

 

2.発行費用の削減

実は年金手帳の発行には、2016年度に2億7000万円かかっています

使用機会のすくない年金手帳をなくしてしまう人も後を絶たないため、20歳を迎える人以外にも手帳を発行する機会があります

使用機会が少ないにもかかわらず”憶”ものお金が使用されていると考えると、今回の提案は私たちにとってもメリットのある事だと考えられます

 

電子化によるメリット・デメリット

メリット

上記でも説明を行ったように、年金手帳を電子化することで2憶円ものお金を削減することができます

そのため、年金手帳に使われていた費用が他のものに使用されることはメリットだと考えられます

 

その他に、年金手帳をなくしてしまうリスクが無くなります

就職や、引っ越しの際に必要となる年金手帳ですが、年金手帳をなくしてしまい「再発行」から行うとなると、その分時間がかかることになります

電子化が行われることでこれらの心配がなくなるのは大きなメリットといえます

 

デメリット

年金手帳が電子化されるデメリットとしてセキュリティ面の問題が挙げられています

マイナンバー制度も同じようにセキュリティ面で問題が挙げられており、それが原因で普及していない現状です

そしてもう一つのデメリットとして、自分を証明できる書類が1つ減ってしまう、というものがあげられます

マイナンバー制度が始まり「住民基本台帳カード」が廃止されたため、比較的簡単に身分証明証として使えるものが減ってしまいました

年金手帳も身分証明証として使える場面が多いため、年金手帳が廃止されることにより身分証明証として使えるものがさらに減ることになります

運転免許証を持っていれば心配はないのですが、学生さんや都会に住んでいる方は免許証を所持していない方も少なくありません

こうした方たちの身分証明証がマイナンバーや健康保険に絞られてしまう、というデメリットがあります

 

年金手帳は無くさない場所に保管をする

「住民基本台帳カード」は廃止後もなお、身分証明証として使用することができています。そのため、年金手帳」が電子化されたあとも、身分証明証として使用できることが考えられます

今手元にない方は会社が預かっている場合も多くある為、今一度、自分の年金手帳がどこで管理されているのか確認を行っておくと良いかもしれません

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